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【コラム】補助金に採択された後のことを考えよう!(実は大変です)

補助金に採択された後のことを考えよう

本日は「補助金に採択された後のことを考えよう!(実は大変です)」についてです。

補助金に採択されて「うれしい!」と喜ぶのもつかの間・・・
最終的に補助金をもらうには実はやることがたくさんあります。

以下は、ものづくり補助金を例に、採択された後、補助金の申請書(事業計画)に書いた実績を報告するために必要な書類です。
どうでしょう。。。結構大変な予感がしますよね。。。

1.補助金で購入する機械装置の注文~納品に関する以下書類。
・注文書
・納品書(検収印も必要)
・請求書
・振込明細(振込依頼書など。ネット振込の場合は振込確認画面)
・通帳コピー(表紙、裏表紙、振込該当ページ が必要)

2.機械装置購入を証明するための以下写真。
・設置前の状態(機械が何もない状態)
・搬入時の様子(トラックなども含める)
・設置後の状態
・型番が記載されている部分
・シール「もの補助 機ー1」を準備、貼り付けてその部分がわかる写真

3.購入した機械装置を使って、達成目標を達成したことがわかる写真。
・例えば、精度±0.01mmを達成することを目標にしていたら、
その±0.01mmの達成がわかるような写真

慣れれば、進めながら書類・写真を準備できるのですが、そもそも(私たち補助金申請支援を行う専門家は別として)何度も補助金申請をすることはなかなかないので、この書類・写真を覚えて準備するのはかなり困難です。

しかし、準備しなければ補助金はもらえません。

ただ、補助金に採択された後どうすべきか(=大変か、実は楽なのか)を知っておくことは重要です。
もし採択時点で「この後、大変になるかもしれない」と感じることができれば事前に手を打っておくことが可能です。

具体的には以下対応を行うことが有効です。

・自社の総務や経理担当の方に状況把握して作業を委任する。
(補助金採択後は説明会が行われたり、補助金事務局担当者と会話する機会があります。
そういった場に同席してもらいましょう。)
・認定支援機関やコンサルタントに実行支援を依頼する。
(必要な書類や写真の取得タイミングを随時知らせてもらうなど、うまく外部の力を利用しましょう。)
・補助金がもらえるのだからこのぐらいの労力は惜しまないと割り切って対応する。
(ただ、本業はおろそかにならないよう)

本日は以上です。

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この記事を書いた人

加藤 直

加藤 直

中小企業診断士・補助金申請支援専門家  2017年05月に中小企業診断士登録、2017年11月に独立、加藤直中小企業診断士事務所を開業。2019年1月に株式会社コムラッドファームジャパンの取締役に就任。会社経営に加えコンサルタントとして中小企業の補助金申請支援(事業計画策定支援)を行う。補助金の採択支援はもちろんのこと、採択後のフォローまで一貫した支援を得意とする。平成29年度補正予算2次公募・平成30年度補正予算1次公募ものづくり補助金の採択率は100%。

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