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東京都事業者様必見!東京都中小企業振興公社「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」②

2回にわたって、東京都中小企業振興公社の「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」について解説しています。
今回は対象経費や審査ポイントについて解説します。

 

1.対象経費

まず大前提として、他の補助金と異なり、本事業の場合、申請時点で仕様が決まった状態での見積書が必要となります。
そのため、本事業に申請する場合には、事前にメーカー等と仕様について詰めておかなければなりません。

 

対象経費は大きく分けて以下の3つになります。
1:機械装置
2:器具備品
3:ソフトウェア

ソフトウェアについては、主に生産や役務の提供のために使用するものが対象ですが、DX推進枠のみ、生産や役務の提供には使用しないが生産性向上に寄与するものであれば対象となります。
例えば、顧客対応・販売支援、決済・債権債務・資金回収管理、会計、税務、人事、労務などです。
ただし、ソフトウェアの交付申請額が最大で1,000万円までとなりますので注意が必要です。

 

2.審査

本事業の審査において、最も特徴的なのが面接がある点です。
一次審査として事業計画書をはじめとした書面審査があります。
一次審査を通過した事業者は二次審査として一次で提出してある事業計画書を元にした面接が行われます。

 

審査項目としては、以下のとおりです。
①資格審査(一次審査)
本事業の資格要件に合致しているかを審査します。
②経理審査(一次審査)
財務内容の【安全性、収益性、成長性】について審査します。
③事業計画審査(一次審査、二次審査)
事業計画の【目的との適合性、優秀性、実現性、成長・発展性、計画の妥当性】について
④価格審査(二次審査)
機械設備が、一般的な市場価格に対して著しく高額でないかを審査します。

 

3.審査のポイント

本事業の採択率は公表されていませんが、弊社のこれまでの支援実績から推測すると、一次審査50%、二次審査50%、合計50%×50%=25%程度ではないかと思われます。
他の補助金の採択率が30%~50%前後であることを考えると、非常に厳しい採択率であることがわかります。
こうした厳しい採択率を通過するためには、本事業の目的、審査項目をしっかり把握し、面接も見据えた事業計画書の策定が肝を握ります。
また、収益計画も本事業の審査においては重要視される傾向があるため、こちらもよく作りこまなければなりません。
弊社は本事業の採択実績を多数持っていますので、本事業の申請を検討される場合にはぜひお声がけください。

 

 

弊社は製造業に特化して補助金の申請支援を行っている部署がございます。
製造業事業者の方、または設備メーカー様や設備商社様からのご相談も喜んで承りますので、お気軽にご相談ください。
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この記事を書いた人

山崎貴彦

山崎貴彦

製造業を中心に事業再構築補助金、ものづくり補助金、地域補助金などの補助金の申請支援を行い、数多くの事業者様を採択へと導く。採択後の手続きも事業者様と二人三脚でスムーズに補助金入金までフォロー。その他、経営力向上計画や先端設備等導入計画など中小企業施策支援も多数実績あり。

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